codicでやりたかった事

あけましておめでとうございます。さて今年一発目(もう1月終わる…)の記事という事で、少しだけcodicの目指す目標みたいなものを書いてみます。

そもそも

みなさんは、オブジェクト指向とかの技術について、ネットで調べたりHow to本を買って知識を身につける事ができますよね。デザインパターンみたいな定石もあるので、習得はそれほど時間がかかりません。

 

でも、ネーミングだけはちょっと違います。Google で「カラム名 ネーミング」で検索してみてください。浅い記事はたくさんありますが、俺のネーミングが正解だ!みたいな記事はないと思います。

 

だから、毎年新入社員が同じように悩みます。彼らは、オープンソースや先輩のソースを見たりしてちょっとずつ学ばなければならないんです。これほど、ITが進歩していると言われている中で、ネーミングというジャンルだけ「背中を見て覚えろ」的な感じになっている事を不思議に思いませんか?

じゃぁ、これを解決できるものがあればいいなと思ったのがcodicというサービスを始めたきっかけなんです。

正解はない

ネーミングには正解はないんですよねw。それはネーミングの良い悪いが、プロジェクトのネーミングルールや文脈、会社の文化などに大きく左右されるからです。何が「いい感じ」のネーミングかは、あなたしかわからないってことなんです。これが、適切なネーミングを体系化する事が難しい理由の1つです。

 

codic v3では、こプロジェクトチームで辞書を共有し、カスタマイズできるようにしています。会社やプロジェクトメンバーのような小さなグループに限定すれば、正解に近いモノができるんじゃないか?という事です(まぁ、日本語が違えば異なり結果になるので、これも問題なんですが…)。

進化します

いい感じのネーミングが出来たときってちょっと嬉しいですよね。思わずワクワクしてしまいます。それってきっと、何かを作る事の醍醐味なんだと思います。

 

私達が codic で実現したい事はとてもシンプルです。それは、いいネーミングが出来た時のわくわくするような体験を多くの人に共有し、そしてネーミングの大切さを知ってもらう事です。

簡単でしょ?でも難しいですね。

 


Kenji in codic

codic のリードプログラマー / デザイナーです。時間があれば、英語やネーミング、NLPについて研究したりしています。