Feature release
codic v3をリリースしました
本日新しいcodic (v3) をリリースしました。長らくお待たせしてごめんなさい。
新しいcodicについて
機械翻訳をベースとしネーミングを生成できるようになりました。左側に日本語を入力すると右側にネーミングが生成されます(基本的には英和みたいなモノです)。また、Camelケース/アンダースコアなどのケースの変換もできます。
メソッド名
メソッド名を生成する場合は、「ファイルを削除する」というように動詞で終る形での形で入力します。「ファイルを削除」ではなく「ファイルを削除する」です。大体の場合は、「〜する」の形になります。
例) データを削除する
プログラムを走らせる
Boolを返すプロパティ
また、Boolを返すプロパティ・あるいはメソッドは、「〜か」の形で入力すると生成できます。このルールは、is_xxxのネーミングルールを想定しています。また、フィードバックを使うとisを使わないRuby風のネーミングにカスタマイズすることもできます。
例) 存在するか、有効か
カスタマイズできる
ネーミングは生成できるだけではなく、自分好み・あるいはプロジェクトの規約に合わせてカスタマイズすることができます(これをフィードバックと言います)。フィードバックするには、サインアップが必要です。フィードバックされた情報は、プロジェクトという単位毎に保存されます。
単語を変更する
生成されたネーミングの単語をクリックすると単語の候補が表示され、使う単語を変更ーあるいは新たに登録することができます。
フィードバックには、これ以外にも複合・並び替えがあります。詳細については、使い方ガイドを参考にしてください。
チームで使う
作成したプロジェクトに、codicの他のユーザーをメンバーとして招待することができます。これにより用語を統一するためのナレッジベースとしてcodicを使うことができます。
APIとプラグイン
ネーミング生成の部分をAPIとして外部のプログラムから利用できるようになりました。Excelで作られたDB定義書にネーミング生成を組み込むなどアイディア次第で色々な使い方ができます。Eclipseプラグインについては、6/9 リリース予定 6/15リリース予定です。
注意事項
アーリーアクセスからの変更点
アーリーアクセスに参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。アーリーアクセス期間中に、いろいろあってエンジンを統計モデルからパターンベースに変更しています。それに伴い、一部の学習データが移行することができませんでした。そのため以前生成したネーミングの結果が変わる可能性があります。なおフィードバックにて登録した単語データに変更はありません。
以前のアカウント
今回から、アカウント作成時にメールアドレスが必須となりました。そのため、以前登録頂いていた情報は移行しませんでしたので、以前のアカウント(アーリーアクセスは除く)をお持ちの方も、再度登録頂くようお願いします。
お願い
まだまだ登録されている単語・パターンが少ないため、うまく生成できないケースもあると思います。ちょっとずつシステム辞書を更新していきますので、長い目でみてやってください。
使い方やTipsなどもこのブログで紹介していきたいと思います。